10月15日に公示される衆院選をめぐり、自民党は福井2区の高木毅氏を公認しないことを決めました。

石破総理は6日、いわゆる裏金問題で「選挙での非公認」以上の処分を受けた議員を今回の選挙で公認しない方針を示しました。これにより半年間の党員資格停止の処分を受けた福井2区の高木毅氏は、公認を得られない見通しです。

発表を受け高木氏は,、公認を得られなくても無所属で出馬する考えを改めて示しました。

■自民党 現職 高木毅氏
「私にとってたいへん厳しい判断をもらった。もともと私どもが政治資金のことで政治不信を招いたのが大きな原因だから、1から出直すという気持ちで反省しながらがんばりたい」

また、いわゆる裏金議員については比例代表での重複立候補は認めないとしていて、福井1区の稲田朋美氏は公認が得られたとしても選挙区のみでの立候補となります。

発表に先駆けて開かれた自民党県連の執行部会では、2人の公認申請について厳しい意見が相次いだということです。党本部の方針を受け会長や県連の三役が協議したうえで、7日の総務会で県連としての方針を説明することにしています。