「県外最終処分実現のため」除染土の処分 政府は来春頃までに基本方針とりまとめ 福島県
福島中央テレビ
県内の除染で出た土の最終処分を巡り、政府は来年春ごろまでに基本方針を取りまとめる考えを示しました。
県内の除染で出た土=「除染土」は大熊町と双葉町にまたがる中間貯蔵施設に保管されていて、2045年3月までに県外で最終処分するとされています。
政府は、除染土の一部を公共工事などに再利用する方針で、20日、取り組みを加速させるための関係閣僚会議を初めて開きました。
会議では、来年春ごろまでに基本方針を取りまとめ、来年夏ごろにまでにロードマップを作成することを確認しました。林官房長官は「県外最終処分の実現のため政府を挙げて全力で取り組んでいく」と述べました。
最終更新日:2024年12月20日 12:16