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海自施設で新たに3万リットル超のPFOS含有消火薬剤

2023年10月6日 18:41
海自施設で新たに3万リットル超のPFOS含有消火薬剤

防衛省は、健康への影響が指摘される有機フッ素化合物、PFOSを含んだ消火薬剤が新たに3万4392リットル見つかったと発表しました。

防衛省によりますと、岩国航空基地や舞鶴基地など14の海上自衛隊の施設で、PFOSを含んだ消火薬剤があわせて3万4392リットル見つかりました。

また、陸・海・空の自衛隊施設にあるあわせて20の消火用水槽から新たに、国の暫定目標値を超えるPFOSなどが検出されたということです。

PFOSなどは健康への影響が懸念されており防衛省は、去年、検出される可能性のある全ての施設・消火用水槽の調査を行ったとしていました。

しかし処理の過程で把握されていなかった薬剤と疑われるものが確認されたことから再調査を行っていました。

施設外への漏出はないということです。

消火薬剤については予定通り今年度中に、消火用水槽については、来年度までに処理を完了するということです。