東京都「PFAS」電話相談窓口を設置
東京都は、人体への影響が指摘されている有機フッ素化合物=PFASに関する電話相談窓口を1日、設置しました。
1日、東京都が設置したのは、有機フッ素化合物=PFASに関して、都民からの質問などに応じる電話相談窓口です。
都によりますと、PFASによる国内での健康影響の発生は報告されておらず、人の健康への影響が指摘されているものの、どの程度や量でどういう影響があるか現時点では不明ということで、国は科学的根拠に基づく対応を検討しているということです。
今回の電話相談は、保健師など専門知識を持った都の職員が対応し、国の検討状況や都内の水道水の検査結果などわかっていることを伝えるということです。
多摩地域の水道水に使われていた井戸水からPFASが検出されたことなどを受けて、都民から不安の声があがっていて、都の水道局にはこれまで、1週間に100件程度の相談が寄せられているということです。
■PFAS相談窓口電話番号=03-5989-1772