いわゆる統一教会をめぐる問題に対応するための関係省庁連絡会議が10日に開かれ、9月に設置された電話相談窓口の機能を、日本司法支援センター（＝法テラス）に引き継ぐことが決まりました。

世界平和統一家庭連合、いわゆる統一教会をめぐる問題に対応するため、今年9月に国が設置した電話相談窓口には、金銭トラブルに関するものが多く寄せられています。

こうしたことなどを踏まえ、法的な相談体制を強化するため、政府の関係省庁連絡会議は10日、現在の電話相談窓口の機能を「法テラス」に引き継ぐことを決めました。

信者の家族や2世信者らが心の悩みを訴えるケースも多かったため、窓口には臨床心理士などを配置し、精神的なサポートも行っていくということです。

現在の電話相談窓口は11日で終了し、機能を引き継いだ法テラスの相談窓口は、来週14日から受け付けを開始します。