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【衆院選・広島4区】前職同士の一騎打ちへ 大きく変わった選挙区対応がカギか

2024年10月9日 19:21
【衆院選・広島4区】前職同士の一騎打ちへ 大きく変わった選挙区対応がカギか
広島4区は前職同士の一騎打ちとなる見通しです。注目選挙区の動向を追いました。

■日本維新の会・空本誠喜氏
「いつもお世話になります。空本です」

今月5日、東広島市内のイベントに姿を見せたのは日本維新の会・空本誠喜氏です。

■日本維新の会・空本誠喜氏
「こんにちは。あわただしくなりました。」

衆議院選挙の広島4区はこれまで東広島市を中心とした選挙区でした。
今回からこれまで5区だった呉市や竹原市などが加わります。

■日本維新の会・空本誠喜氏
「元々の選挙区・旧4区は安芸郡4町と安芸区があり、そこで一生懸命活動してきた。その地域の皆さんに対しては申し訳ない。島しょ部であろうと中山間地域でも課題は同じ。何かというと過疎化の問題ですね。国会でしっかり訴えていきたい」

自身の出身地、呉市が抱える問題についても取り組む姿勢です。

■日本維新の会・空本誠喜氏
「呉という町は製鉄所跡地の問題があります。安全保障委員会で様々な提言・提案をしてきました。防衛省、経済産業省に力強く訴えて参りました。そういった政策を実現するには新しい4区で一生懸命活動して小選挙区当選に向けて頑張っていきたい」

空本氏は、「物価高騰対策を最優先課題とするほか、政治とカネの問題についてもメスをいれる」としています。

同じ日の夜、呉市の祭り会場には自民党の寺田稔氏が訪れていました。
新たに選挙区となった東広島市についても政策を練っています。

■自民党・寺田稔氏
「(東広島市は)半導体産業をはじめ発展している地域なので地域特性も踏まえ『東広島発展プラン』を作り地元の方々と意見交換の中でプランを作っているのでしっかり訴えていきたい」

区割り変更により、東広島市などが地盤の前職は、今回、比例に回ることになりました。

■自民党・寺田稔氏
「コスタリカ方式ではなく、毎回毎回選挙が終わり、結果を踏まえ党本部で決定すると聞いている。小選挙区でも勝ち、比例でも勝つと。そういう意味で協力関係を築くことは合意事項なので、両者が勝つことができるようしっかりと頑張っていきたい」

一方、党内で起きた政治とカネの問題については。

■自民党・寺田稔氏
「政治資金パーティー収入の不記載問題を深い反省のもとに政治改革を進めていくということで、(党内の)『政治改革本部』というものを立ち上げました。今後選挙後も継続的に政治改革をおこなっていく態勢ができましたので、これもしっかりと取り組んでいくことと思っています」

与野党の前職2人が相まみえる広島4区。
大きく変わった選挙区への対応がカギをにぎりそうです。

【2024年10月9日 放送】
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