見直しがいったん見送られた国の「高額療養費制度」 知事の見解は【徳島】
(後藤田正純徳島県知事)
「医療支出の改革というものを合わせて議論するのが筋だったのでは。基本はきちんと困った人を守る、わが県においてもジェネリック薬品の普及を増やすとか多剤投与を無くすとか、高度な(医療が必要な)人を救うためにも、軽度な今までの保険収載されたものは自分で負担しましょうよと」
3月14日の定例会見で後藤田正純徳島県知事は、医療支出の改革を進めて財源を確保し、がんや難病の患者の医療費負担が増えないようにすべきだとの見解を述べました。
「高額療養費制度」とは、医療費が高額となった場合に自己負担額の上限を設け、差額を国が負担する制度です。
しかし医療費が高額となる中、国は制度維持を理由に上限額の引き上げを検討してきました。
ところが患者団体などからの反発があり、見直しはいったん見送られました。
(後藤田正純徳島県知事)
「例えば湿布だとかビタミン剤だとか、こういったものは患者が負担するべきだと思う。そういったものを浅く広く負担することによって、高額医療・高度医療を負担するという意識を国民に皆さんに持っていただく、持ってくださいということを石破総理は国会で言って頂きたかった」
「医療支出の改革というものを合わせて議論するのが筋だったのでは。基本はきちんと困った人を守る、わが県においてもジェネリック薬品の普及を増やすとか多剤投与を無くすとか、高度な(医療が必要な)人を救うためにも、軽度な今までの保険収載されたものは自分で負担しましょうよと」
3月14日の定例会見で後藤田正純徳島県知事は、医療支出の改革を進めて財源を確保し、がんや難病の患者の医療費負担が増えないようにすべきだとの見解を述べました。
「高額療養費制度」とは、医療費が高額となった場合に自己負担額の上限を設け、差額を国が負担する制度です。
しかし医療費が高額となる中、国は制度維持を理由に上限額の引き上げを検討してきました。
ところが患者団体などからの反発があり、見直しはいったん見送られました。
(後藤田正純徳島県知事)
「例えば湿布だとかビタミン剤だとか、こういったものは患者が負担するべきだと思う。そういったものを浅く広く負担することによって、高額医療・高度医療を負担するという意識を国民に皆さんに持っていただく、持ってくださいということを石破総理は国会で言って頂きたかった」
最終更新日:2025年3月14日 20:54