武隈黒部市長会見 議会で質された自らの言動については
26日に閉会した黒部市議会6月定例会は、武隈黒部市長の言動の是非を巡り、質問が相次ぐ異例の事態となりました。
武隈市長は27日の会見で、議会で言動について指摘されたことを問われ「意見を踏まえて適切な運営を行っていく」という考えを示しました。
武隈市長は、記者から、市議会本会議で自身の言動の是非を巡り質問が相次いだことについて問われると「私自身に頂いたご意見で、踏まえるものは踏まえて、より適切な運営を行っていきたいと考えています」と答えました。
市議会6月定例会では、市議が市長に対し、備品を壊したことや市職員を萎縮させるような言動があったとの声があることについて、見解を質しました。
また、市長に対し事務の執行が遅れているなどと質した柳田副議長に対しては「市長を陥れる質問をした」などとして、一部の議員から不信任案が提出されて可決され、副議長が自ら辞職する異例の事態となりました。
武隈市長は、ペットボトルを投げつけて間仕切りを壊したことは認めていますが、職員を委縮させる言動については否定しています。
このことについて、改めて会見で問われると「ペットボトルを投げたのは3月ですが、それ以降は行動を改めていると考えています。(市職員を)威圧するような、ということについては、私自身は人格を否定するような発言は一切したことはありません」と答えました。