大石知事を外部監査人の男性が刑事告発 "架空貸付"による詐欺と横領の疑い《長崎》
大石知事の後援会の外部監査に携わった経営コンサルティング会社の男性が10日、知事らを刑事告発したことを明らかにしました。
長崎地検に10日付けで告発状を送付したのは経営コンサルティング会社の男性です。
告発状などによりますと、大石知事と後援会を統括していた選挙コンサルティング会社の男性は、共謀し、2023年3月と2024年3月の2回に分けて、後援会に政治活動費として振り込まれる会費や寄付金などおよそ655万円をだまし取った疑いがあるとしています。
告発した男性は、大石知事の後援会で監査業務を行っていて、2000万円を貸し付けたとする架空の貸借契約書などを基に、後援会の職員に指示して、大石知事が管理する口座に入金させたなどと主張しています。
( 大石知事)
「事情を承知していないので何も申し上げることができない」
大石知事の後援会の関係者は、これまでの取材に「形式的なミスの二重計上だった。現在、精査を続けている」と話しています。