大石知事 2000万円を二重計上か 収支報告書を巡り「形式的ミスの二重計上」と説明《長崎》
大石知事の後援会の収支報告書の記載を巡り、2000万円を二重に計上していたことが関係者への取材でわかりました。
後援会関係者は「形式的ミスの二重計上だった。現在精査を続けている」と説明しています。
関係者によりますと、後援会の政治活動費と県知事選挙費用は本来、別々の口座で管理しますが、大石知事の後援会ではひとつの銀行口座で管理していたということです。
選挙運動費用収支報告書によりますと、大石知事はおととし1月「自己資金」として2000万円を拠出。
後援会の銀行口座には、全額を入金した記録が残っていました。
一方、これとは別に大石知事の後援会のおととし分の政治資金収支報告書には、大石知事個人と金銭消費貸借契約を結んだとして「借入金」として2000万円が記載されていました。
関係者によりますと、銀行口座の入出金記録には、借入金が入金された形跡はなかったということです。
後援会関係者は「形式的ミスの二重計上だった。現在精査を続けている」と説明しています。