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北海道登別市の事務所など堀井学議員の関係先に強制捜査 公職選挙法違反の疑い 東京地検特捜部

2024年7月19日 5:27
北海道登別市の事務所など堀井学議員の関係先に強制捜査 公職選挙法違反の疑い 東京地検特捜部

自民党の堀井学衆議院議員が自身の選挙区の有権者に違法に香典を提供したとして、東京地検特捜部は公職選挙法違反の疑いで、関係先の強制捜査に入りました。

公職選挙法違反の疑いで特捜部が強制捜査に入ったのは、登別にある堀井議員の事務所や自宅などの関係先です。

関係者によりますと、堀井議員は、2022年ごろ、選挙区である北海道9区の複数の有権者の葬儀に、

自身の名義の香典を秘書に持参させるなどして違法な寄付をした疑いがあるということです。

公職選挙法では、政治家本人が出席して直接渡す場合をのぞき、選挙区内の有権者に香典を渡すことを禁じていますが、

堀井議員側はこうした違法な寄付を繰り返し、その額は合わせて数十万円にのぼるとみられます。

(青柳記者)「東京地検特捜部の係官がダンボール箱を抱えて車の中に入っていきます。ダンボール箱の数は10個を超えています」

特捜部は押収した資料を分析するなどして実態解明を進めるものとみられます。

こうした事態を受けて堀井議員は2024年7月18日、自民党に離党届を提出し、受理されました。

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