自民党の新役員人事で30日、衆議院岩手2区選出の鈴木俊一財務大臣が党四役の1つ、総務会長に就任しました。就任にあたり、鈴木氏は「自民党の良き伝統を守っていくと」意気込みを述べました。

　鈴木俊一氏
「わたしは2019年から1年間、 総務会長をさせていただきました。その時の経験も踏まえて今回もしっかりと職務を果たして参りたいと思っております」

　鈴木俊一氏の総務会長就任は、30日に開かれた自民党の臨時総務会で正式に決まりました。

　党四役の1つ「総務会長」は、最高意思決定機関である総務会をまとめる重要ポストで、鈴木氏は今回で2度目の就任です。

　鈴木俊一氏
「いくらどんな激しい議論があったとしても、いったん決まれば所属国会議員が全員それに従うというそういう良き伝統が自民党には ございます。まさにその良き伝統をしっかり守っていくためにも、総務会の運営をしっかりしなければいけないと思っております」