県人事委員会は16日、県職員の給与について民間企業の動向に合わせて引き上げるよう県に勧告しました。引き上げ勧告は３年連続です。

　勧告では県職員の平均給与が民間の平均を下回っていることから、行政職では2.58％引き上げることが適当だとしていています。これは32年ぶりの高水準だということです。
　
　適用されれば行政職の平均給与は月額9616円引き上げられ、38万2517円となります。また、ボーナスの年間支給月数も0.1か月分引き上げるよう勧告しました。
　
　引き上げ勧告は３年連続で、長崎知事は「尊重すべきものとして理解している」とし、十分に検討して対処する考えを示しました。