×

道路陥没 発生から79時間 がれきに水…救助活動難航 埼玉・八潮市

2025年1月31日 17:29
道路陥没 発生から79時間 がれきに水…救助活動難航 埼玉・八潮市

埼玉県八潮市の道路が陥没しトラックが転落した事故で穴に取り残されている男性の救助活動は発生から79時間が経過した今も、崩れたがれきや穴に流れ込む水のため難航しています。

この事故は今月28日、八潮市の県道が陥没し74歳の男性運転手が乗ったトラック1台が転落して取り残されているものです。穴は直径40メートルほどに広がっていて、男性の救助活動は穴にたまった水や大量のがれきなどによって難航しています。

この水について埼玉県は、現場の道路の下にあった雨水などを流す管が陥没によって破損し、上流・下流の双方向から水が穴に流れ込んでいる状況とみていて、水の流れをせき止めるため現場につながる管に土のうなどを積む作業を30日夜から行っています。

また、がれきなどを撤去するためには重機を穴に入れる必要があり、近くの飲食店の駐車場から幅4メートルほどのスロープを石灰などで固めながらつくっていますが、スロープが完成し重機を投入できるようになるのは早くても2月1日となる見通しです。

生存率が急激に低下するとされる発生から72時間を過ぎ、救助活動が急がれています。

最終更新日:2025年1月31日 17:29