道路陥没 重機投入早ければあすにも 民間業者も加わり…慎重に救助活動 埼玉・八潮市
今月28日、埼玉県八潮市の道路が陥没し運転手の男性が乗ったトラックが転落した事故は、31日午前、生存率が急激に低下するとされる72時間が経過しました。取り残されている男性の救助に向け、スロープをつくる作業が続いています。
今月28日、埼玉県八潮市の道路が陥没し運転手の男性が乗ったトラックが転落した事故は、31日午前、生存率が急激に低下するとされる72時間が経過しました。いまも取り残されている男性の救助に向けスロープをつくる作業が続いています。
穴の周辺では、作業員が穴の周辺を測量するような様子が確認できるなど、74歳の男性の救助に向け懸命な活動が続いています。
また、穴の周辺にはコーンがあるのですが、崩落の危険性がある場所をわかるようにしているもので、民間の建設業者も加わる中、二次被害が出ないよう救助活動は慎重に行われています。
救助には穴の中のがれきを重機を使って撤去する必要がありますが、重機を入れるためのスロープをつくる作業が続いています。また並行して、石灰などを使いスロープを固めようとしています。
取材をしていますと、たびたび消防隊員らがはしご車などで穴の中を確認する様子がみられました。穴の中はいまだに水がたまっているほか、がれきが残っていますが、スロープで重機を投入できるのは早くても2月1日になる見通しです。
31日午前には、生存率が急激に下がるとされる発生から72時間をすぎ、男性の救助活動は、いまなお予断を許さない状況が続いています。