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全国でトップ 東京“最も早い開花”なぜ? 靖国神社から中継

2023年3月14日 16:06
全国でトップ 東京“最も早い開花”なぜ? 靖国神社から中継

気象庁は14日、東京の桜が開花したと発表しました。2時間ほど前に開花が発表された靖国神社から内藤ミカ記者が伝えます。

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東京・靖国神社にあるソメイヨシノの標本木では、桜の花びらが開いているのがいくつも確認できます。気象庁の開花の発表基準は5輪から6輪となっていますが、14日、基準を上回る11輪が咲いていることが確認されたため、午後2時すぎに東京の桜の開花が発表されました。

東京管区気象台・小林與朗地上気象観測班長「東京の桜の開花を発表します」

2020年、2021年と並んで統計開始以来、最も早い開花となりました。私は13日も標本木を取材したのですが、そのとき咲いていたのは4輪でした。13日に雨が降り、冷え込んだあとに気温が上がって、一気に11輪の花が開いたということです。

――Q.なぜ、今年は開花が早いのでしょうか?

気象庁によりますと、3月前半の平均気温は10℃くらいなのですが、今年は20℃を超える日もあり、暖かい日が続いたため、開花が早まったということです。

また、地球温暖化の影響で長期的にみても開花が早まる傾向になっているということです。

全国で最も早い開花となった東京では、ここから1週間程度で満開となる見通しです。