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保管方法誤ったワクチンを約2300人に接種 沖縄・うるま市

2022年6月18日 1:29
保管方法誤ったワクチンを約2300人に接種 沖縄・うるま市

沖縄県うるま市の医療機関が、保管方法を誤った新型コロナウイルスのワクチンを、住民およそ2300人に接種していたことがわかりました。健康被害は確認されていないということです。

うるま市の中村正人市長は17日に会見し、市内の一か所の医療機関で、去年4月から今年6月にかけて、保管方法を誤ったファイザー製のワクチンを、住民2271人、延べ4519回にわたって接種していたとして謝罪しました。

ファイザー製のワクチンは、いったん解凍した後は、冷蔵保存が求められていますが、この医療機関では、冷蔵で配送されたワクチンを誤って再冷凍し、再び解凍してから接種していたということです。

これまでに住民から健康被害の訴えなどはなく、ファイザー社からも、「ワクチンの品質に大きな影響があった可能性は低い」と報告があったということです。

市では今後、接種した住民を対象に、抗体検査を実施する方針です。

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