バイデン政権 5歳未満のワクチン接種 今月21日にも開始へ
アメリカのバイデン政権は9日、5歳未満の子供を対象とした新型コロナウイルスワクチンの接種について、規制当局が承認すれば、今月21日にも接種を始めると発表しました。
5歳未満の子供を対象にした新型コロナウイルスのワクチンをめぐっては、現在ファイザーとモデルナがFDA(=食品医薬品局)に緊急使用許可を申請しています。
ホワイトハウスは、来週行われるFDAとCDC(=疾病対策センター)の会議を経て接種が承認・推奨されれば、21日にも全米で、接種を本格的に開始すると発表しました。
ホワイトハウス・ジャー調整官「(5歳未満が承認されれば)初めてすべてのアメリカ人が、大人から子供までワクチン接種を受ける資格を得られることになる」
バイデン政権は、ファイザーとモデルナのワクチン1000万回分を確保したということで、幼い子供を持つ親への正確な情報の発信も強化し、ワクチン接種の拡大を図るとしています。