新型コロナワクチンの4回目接種、今月25日から開始 厚労省
新型コロナワクチンの4回目接種について、厚生労働省は、60歳以上の人を努力義務の対象とし、今月25日から開始すると発表しました。
後藤厚労相「60歳以上の方につきまして接種を受ける努力義務の規定を適用するよう政令を改正し、5月25日から施行することといたしました」
ワクチンの4回目接種については、対象を、60歳以上の人と、18歳以上で基礎疾患がある人などに限定し、公費で無料とする予防接種法の「臨時接種」として実施する政令の改正が20日、閣議決定されました。
4回目接種は、今月25日から自治体ごとに順次開始となり、60歳以上の人は努力義務の対象になります。
一方19日、厚労省の専門家会議が「屋外でマスク着用は、会話が少なければ必ずしも必要がない」などの考え方を示したことを受けて、後藤大臣は、「専門家の意見も踏まえたい」と述べ、20日午後にも、政府としてマスク着用の見解を示す見通しです。