全国30地点以上で30℃超えの真夏日に 関東では“気温急上昇”
16日(火)は朝から広い範囲で晴れて、各地で気温が上がっています。九州や三重県などでは所々で真夏日となっているほか、東京都心でも最高気温は27.0℃まで上がり、6日ぶりに夏日となりました。
日本付近は広く高気圧に覆われ、強い日差しや上空の暖かな空気の影響で、日中は各地で夏のような暑さとなりました。
最高気温は、宮崎県の美郷町神門で32.1℃と、7月下旬並みの暑さとなったほか、高知県の江川崎や山口県の岩国市広瀬で31.3℃となるなど、全国34地点で最高気温が30℃以上の真夏日となりました。
また、この数日低温が続いていた関東でも内陸部を中心に気温が上がり、群馬県の高崎市上里見では30.2℃まで気温が上がったほか、熊谷で28.9℃、前橋で28.4℃、東京の青梅で28.2℃など、前日よりも10℃以上気温が高くなった所もありました。東京都心でも27.5℃と、6日ぶりに夏日を記録しています。
17日(水)は、上空に一段と暖かな空気が流れ込んでくるため、さらに暑さが厳しくなる見込みで、前橋では35℃と、全国でことし初めての猛暑日が予想されているほか、東京都心でも31℃と、ことし初めての真夏日になりそうです。
暑さは18日(木)まで続く予想となっています。まだ暑さに慣れていない時期の急な気温上昇です。こまめに水分や塩分を補給し、長時間の外出はなるべく避けるなど、熱中症には十分な注意が必要です。