台風17号に関する総合情報(4:52)
気象庁によると、
台風第17号は、小笠原諸島に最も接近しており、非常に強い風が吹き、大しけとなっています。小笠原諸島では、27日は土砂災害、暴風やうねりを伴った高波に警戒してください。
気象庁の発表内容は以下のとおり。
[台風の現況と予想]
台風第17号は、27日4時には父島付近にあって、1時間におよそ30キロの速さで北北西へ進んでいます。中心の気圧は992ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は25メートル、最大瞬間風速は35メートルとなっています。
台風は今後、父島付近を北上し、次第に進路を東よりに変えて日本の東を北東へ進み、30日までに日本のはるか東で温帯低気圧に変わるでしょう。
[防災事項]
<暴風・高波>
小笠原諸島では、非常に強い風が吹き、大しけとなっています。
小笠原諸島では、27日朝にかけて非常に強い風が吹き、27日昼前にかけて大しけとなるでしょう。
27日に予想される最大風速(最大瞬間風速)は、
小笠原諸島 25メートル(35メートル)
27日に予想される波の高さは、
小笠原諸島 6メートル
28日に予想される波の高さは、
小笠原諸島 4メートル
暴風やうねりを伴った高波に警戒してください。
<大雨・雷>
小笠原諸島では、台風本体や周辺の暖かく湿った空気の影響で、27日は大気の状態が不安定となるでしょう。27日は雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる所がある見込みです。
28日6時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、
小笠原諸島 50ミリ
の見込みです。
土砂災害に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水、落雷や突風に注意してください。
[補足事項]
今後の台風情報、地元気象台の発表する警報や注意報、早期注意情報、気象情報等に留意してください。次の「令和4年 台風第17号に関する情報(総合情報)」は、27日11時頃に発表する予定です。