出没するクマ抑制を…北海道・釧路市で取り組み始まる
増えるクマの被害を防ごうと、去年に続き、人里に出没するクマを抑制する取り組みが3日から北海道・釧路市を皮切りに始まりました。
この取り組みは、人里へのクマの出没が激増したことから道の支援のもと去年から始まり、釧路市は今年初めて実施しました。
クマが冬眠から目覚める春を前に、当面は、人間のにおいを残して警戒感を植え付ける狙いですが、最近は冬眠しないクマも確認されていて、危険があれば捕獲する方針です。
北海道猟友会釧路支部 米山秀治支部長
「クマは臆病ですから、少しずつ圧をかけて、出没回数を減らしたい」
実施期間は5月末までとなっていますが、道はクマ対策で市町村への支援を強化していて、今年実施する市町村は去年の19より増えると見込んでいます。