被災した小学校に大谷グローブ 勇気のシンボルに
メジャーリーグの大谷翔平選手が国内すべての小学校に3つずつ寄贈すると発表していたグローブ。そこに込められたのは「野球しようぜ!」との思いです。9日は全国各地で始業式が行われ、このタイミングにあわせて子どもたちにグローブをお披露目する小学校が多くありました。
“憧れのスーパースター”大谷選手から届いた少し遅めの“お年玉”に…
――どんな感じ?
子どもたち(高知・香美市 香美市立大宮小学校)
「いい感じやろ」
野球をやったことをある子どもたちはもちろんのこと、野球をやったことがない子どもたちも大興奮。
「なんか柔らかくない? 超柔らかい」
「グローブ初めて触りました」
「光栄なことだと思います」
子どもたちからは、とびっきりの笑顔がこぼれていました。
◇
新潟市は、元日の地震で最大震度5強を観測。市内にある新潟市立沼垂小学校も一時避難所となりました。不安を抱えたままの新年のスタートとなりましたが、大谷選手から特別なプレゼントが届き、被災地の子どもたちも笑顔を見せました。
子どもたち
「めっちゃうれしいです」
そして、そのプレゼントに添えられていた手紙には…
「このグローブが私たちの次の世代に夢を与え、“勇気づけるためのシンボル”になることを望んでいます」
子どもたちに勇気を与えるシンボルになってほしいとの大谷選手の思いが込められていました。
子どもたち
「大谷選手、ありがとう!」