“美人市議”当選無効取り消し裁判始まる
「美人すぎる市議」として知られる埼玉・新座市の立川あすか市議が、新座市での居住実態がないことを理由に当選無効とした選挙管理委員会の裁決の取り消しを求めている裁判が17日、東京高裁で始まった。
立川市議は今年2月の新座市議会議員選挙で初当選したが、新座市と埼玉県の選挙管理委員会は「新座市の住所に立川市議の居住実態がない」として当選無効としている。このため、立川市議は埼玉県の選挙管理委員会の裁決の取り消しを求め、提訴していた。
17日の裁判で、立川市議側は、選挙管理委員会が「水道使用量が一日1回のトイレ使用にも満たない」と認定したことについて、「小のレバーを使えば、水道使用量を抑えることは十分に可能だった。女性の1人暮らしでは、使用ごとに水を流さないのも庶民の知恵だった」と主張した。
一方、選挙管理委員会側は「裁決は正しい」と反論した。