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きのう最大震度4…ボランティア、二次災害に警戒し活動

2024年2月12日 12:15
きのう最大震度4…ボランティア、二次災害に警戒し活動
能登半島地震の発生から43日目。石川県輪島市では、12日も災害ボランティアががれきの撤去などを行っています。能登地方では11日、最大震度4の地震が発生していて、活動中の二次災害に注意が呼びかけられています。

12日午前7時前、約30人のボランティアは金沢市をバスで出発、約3時間かけ、輪島市に到着しました。

11日、珠洲市で震度4を観測する地震が発生するなど、能登地方では引き続き余震が懸念されることから、集まったボランティアに、地震が起きた際の対策などが呼びかけられました。

担当者「きのうのように(震度)4以上の地震があった時には、すぐに手を止めて、安全な場所に退避してください」

ボランティアに参加している大学生「最初は避難者の方の助けになるようなことをやりたいと思っていたが、ボランティアで来ている以上、自分自身がケガをしたりしたら、迷惑になってしまうので、気をつけながらしっかりボランティアをしてきたい」

輪島市の災害ボランティアはこの後、午後2時半ごろまで、市内中心部の被災した家屋で活動を行う予定です。

また、輪島市で被災し、現在は市外で避難生活を送る高校生など十数人が、「地元を元気づけたい」と、輪島市役所で炊き出しを行い、おにぎりや豚汁、焼き魚など、あたたかい料理を振る舞っています。

輪島市での災害ボランティアは、次回は16日から3日間、約120人が活動を行う予定です。