海保隊員ら、トルコ大地震で救助活動へ
トルコ南部で発生した大地震を受け、日本政府は国際緊急援助隊を派遣することを決め、6日夜、先発隊として18人が羽田空港を出発しました。
日本政府はトルコ政府からの要請を受け、国際緊急援助隊として、約75人を現地に派遣します。そのうち18人が6日夜、先発隊として羽田空港を出発しました。
国際緊急援助隊は、外務省、警察、消防、海上保安庁の職員などで構成されています。海上保安庁からは全国の管区から集まった14人が派遣され、被災地で救助活動にあたるということです。1999年にトルコ西部で発生した地震の際にも現地で救助活動を行っています。
トルコは親日国としても知られていて、2011年の東日本大震災では、宮城県に救助隊や医療関係者がトルコから派遣され、約3週間にわたり捜索活動を行いました。
日本政府はトルコとの友好関係に鑑み、人道支援のため緊急援助を行うとしていて、残りの援助隊員も準備が整い次第、出発するということです。