“つやつや顔”に? 巨大こけしがお色直し…今年2月「雪で落下」 宮城・鳴子
宮城県大崎市の鳴子温泉で12日に行われたのは、地元のシンボル・高さ6メートル「巨大こけし」のお披露目会です。
心なしか、ほほえんでいるような、つやつやとした顔の「こけし」。実は今年2月、雪の重みで、その頭が落ちてしまっていたのです。
岩下こけし資料館・遊佐妙子さん(今年2月)
「店の風景が違うなって思ったら“頭がない!”って感じで」
修復作業が行われ、先月14日には、元の姿に戻った「こけし」。内部には鉄製の支柱が埋め込まれ、雪にも耐えられるよう補強されましたが、顔には汚れが残ったままでした。
そして、迎えたこの日、お色直しを済ませた「こけしの頭」。高額な修復費用に、一時は巨大こけしの撤去を検討していたといいますが、500万円以上の集まった寄付金により復活を遂げ、地元の人へ、“感謝のお披露目会”となったのです。
岩下こけし資料館・遊佐妙子さん
「最終的には予想を上回るようなご支援を、たくさんのみなさまからいただきました」
「全国のみなさまに、心から御礼申し上げたいと思います。ありがとうございました」