「モペット」事故後通報せず 逮捕の大学生ら
ペダル付き原付バイク「モペット」で男性に衝突し大ケガをさせたなどとして逮捕された大学生の男らが、事故後しばらくの間、通報をしていなかったことが分かりました。
大学生の藤井愛斗容疑者は、去年、世田谷区の路上で無免許で「モペット」を運転して、自転車の男性に衝突し、大ケガをさせるなどした疑いで16日送検されました。
また、2人乗りしていた知人の男子大学生も犯人隠避の疑いで逮捕されましたが、その後釈放され、現在は任意の捜査が続けられています。
その後の捜査関係者への取材で藤井容疑者らが事故後通行人に声をかけられるまで、通報をしていなかったことが分かりました。
その後、通行人が通報してからも、藤井容疑者は、無免許運転を隠すために身代わりをするよう男子大学生に相談していたということです。
藤井容疑者は、事故直前にも信号無視をしていたとみられ、警視庁が調べています。