猛烈暑さから天気急変 都心でも一時激しい雷雨に 4日は広い範囲で傘の出番
3日(水)の関東地方は、午前中から夏空が広がり、各地で体温を上回る危険な暑さとなりました。ただ、午後は一部で雨雲が発達し、東京の都心部でも、一時激しい雷雨となりました。
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3日(水)の各地の最高気温は、栃木県の佐野で39.7℃、埼玉県の越谷で39.2℃、群馬県の館林で39.0℃と、40℃に迫る暑さとなった所があったほか、東京の青梅で38.5℃、千葉県の佐倉で38.1℃など、関東の広い範囲で体温を超える危険な暑さになりました。
東京都心でも最高気温は36.1℃まで上がり、この夏の猛暑日日数(35℃以上となった日)は13日と、年間猛暑日数の最多記録に並びました。
ただ、午後になって大気の状態が不安定となり、所々で雨雲が発達。東京都心部でも午後2時半ごろから雨雲が急発達し、一時、激しい雷雨となりました。午後5時現在、東京の雨はやんでいますが、関東では今夜遅くにかけて大気の不安定な状態が続きます。
この後、急に雨雲が発生する可能性もありますので、天気の急変にご注意ください。
そして4日(木)は、東北地方に停滞していた前線が関東南岸まで南下します。この前線に向かって吹き込む湿った空気や上空の寒気の影響で、関東では朝から広い範囲で雨が降り、雷を伴って激しく降る所もあるでしょう。
4日(木)の夕方までに予想される降水量は、関東北部で100ミリ、関東南部で80ミリとなっています。
土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意し、落雷や竜巻などの激しい突風にもお気をつけください。