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日本海側中心に大雪続く

2021年12月26日 19:14
日本海側中心に大雪続く

日本付近は強い冬型の気圧配置となっていて、非常に強い寒気が流れ込んでいます。日本海側を中心に28日(火)にかけて大雪となり、警戒が必要です。

日本付近は強い冬型の気圧配置となっていて、上空には12月としては数年に一度クラスの非常に強い寒気が流れ込んでいます。東北から西日本の山沿いでは、24時間降雪量が80センチ前後に達している所があり、市街地でも、この冬一番の積雪を記録している所が多くなっています。

強い冬型の気圧配置は28日(火)にかけて続き、今後も、日本海側を中心に強い雪が降り続きそうです。山沿いを中心に積雪が急激に増え、平地でも大雪となるでしょう。雪雲は太平洋側にも流れだし、普段、雪の少ない近畿や東海の平地でも積もる所がありそうです。

27日(月)夕方までの予想降雪量

北陸、近畿           90センチ
東北、関東甲信、東海、中国地方 60センチ
四国、九州北部         20センチ
九州南部            10センチ

27日(月)夕方~28日(火)夕方までの予想降雪量

東北、関東甲信 50~70センチ
北陸、東海   40~60センチ
近畿      30~50センチ
中国地方    20~40センチ

北海道と東北では、27日(月)にかけて、30メートルの最大瞬間風速が予想され、猛ふぶきとなる所があるでしょう。積雪が急激に増えて、集落の孤立や停電、大規模な立ち往生などが発生する可能性があります。引き続き、不要不急の外出は控えるようにして下さい。また、なだれや屋根からの落雪の危険が増しており、除雪や雪下ろし中の事故にも十分注意が必要です。