交番に“ガム容器”届く 中に硬貨215枚
10日、新潟県燕市にある交番に届いたのはガムの容器。中には215枚の硬貨が隙間なく詰められていて、総額9940円分入っていたといいます。
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交通事故の処理を終え、戻ってきた警察官が見つけたというのが、ガムの容器。
燕警察署 諸橋堅一副署長
「交番だと危険なものが仕掛けられる。慎重に開けてみた」
すると──
燕警察署 諸橋堅一副署長
「この中びっしり入ってました、硬貨が」
中には215枚の硬貨が隙間なく詰められていて、総額9940円分入っていたといいます。さらに──
「交通事故防止のために使ってください」と書かれたメモも添えられていたということです。
燕警察署 諸橋堅一副署長
「コツコツためられたお金だと思う。こういったお気持ちを持っている方がいるんだなと感激しました。交通事故も減少傾向にあるとはいえ、お亡くなりになる方が毎年いらっしゃる。ゼロにつながるようにお気持ちを大切にしたい」
硬貨は、交通安全協会に寄付されました。ガムの容器いっぱいの善意は今後、事故の防止に役立てられるということです。