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“津波”関連など…追試験申請を受け付け

2022年1月16日 14:13

全国各地で津波注意報が出る中、「大学入学共通テスト」の2日目の試験は、一部の会場を除いて予定通り行われています。

切りつけ事件のあった東京大学の試験会場では、16日朝、受験票の提示が徹底されるなど、警備が強化されていました。

理科と数学の試験が行われる2日目の16日、午前11時すぎまで津波警報が出ていた岩手県では、195人が志願している岩手県立大学宮古短期大学部の会場で2日目の試験が中止となりましたが、それ以外の試験場では、予定通り行われています。

大学入試センターによりますと、宮城県と千葉県のあわせて2会場で、津波注意報に伴う交通機関の遅延により最大で71分、試験時間を繰り下げて実施しています。

そのほか、千葉県と東京都の6会場でも、人身事故による交通機関の遅延で試験時間が繰り下げられています。

また、津波に関する避難指示や交通機関の遅延でこの日の試験を受けられなかった受験生について、大学入試センターは16日午後、試験会場となっている各大学の担当者に、追試験の受験申請を受け付けると事務連絡しました。「該当する受験生から電話連絡があった場合は、申し出た内容により追試験の受験申請を許可してください」としています。