去年の自殺者2万830人 2年ぶりに減少
全国で去年1年間に自殺した人は2万830人で、2年ぶりに前の年と比べて減少しました。
厚生労働省によりますと、去年1月から12月に全国で自殺した人は前の年から減少し2万830人となりました。2020年、新型コロナの影響で11年ぶりに増加していましたが再び減少に転じました。
男女別では、男性は1万3815人で12年連続の減少となり、女性はほぼ半数の7015人で2年ぶりに減少しました。
また、自殺の原因については、うつ病などの「健康問題」が最多です。
厚労省は、「2020年はコロナ禍や著名人の自殺などの影響もあり増加したものの、去年はコロナ以前の水準に戻った」としています。