1月22日は「カレーの日」コラボも続々
1月22日は、かつて全国の小中学校でカレー給食が出たことから「カレーの日」とされています。そんな「カレーの日」に向けて、人気スナック菓子とコラボした商品が登場するなど、今さらなる盛り上がりがみられます。
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街を行く人に、カレーの名前の語源を知っているか、聞いてみました。
50代夫婦(夫)
「辛れー辛れーって誰かがいったんじゃない?だから、そのままカレーになったんじゃない?」
60代主婦
「インド、パキスタン、あのあたりから来てると思うので、その言語か何かからきてるのかな」
カレーなどの大手食品メーカーのエスビー食品によれば、「(インドの言語)タミル語のカリー=Kari(ソースなど)に由来との説が有力です。(*諸説あります)」。1月22日のカレーの日に合わせ、ツイッターで“カレー豆知識”を発信しています。
今や“日本の国民食”とまでいわれているカレー。家庭のカレーの味について尋ねると――
夫婦(妻)
「カボチャを煮たものをつぶして(カレーに入れて)子どもに食べさせてる」
50代夫婦
「ウズラの卵」「(子どもたちが)ウズラの卵がいいって30個くらい入れる」
家庭の味も様々です。
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そんな中、さらに人気が高まっているのが、簡単、便利なレトルトカレーです。
40代主婦
「レトルトカレーもけっこう使いますね」
50代主婦
「何個か買って温めてシェアする時も。(レトルトは)いろんなのを買ってます」
シチリア産のレモンを使用したレモンクリームチキンカレーなど、様々なレトルトカレーを販売する専門店「NISHIKIYA KITCEN 自由が丘店」では、コロナ禍を機に、売り上げが伸びているといいます。
ニシキヤキッチン自由が丘店・梶本麻美店長
「うち食の需要が高まり、コロナ前の2019年と比較して、去年は2倍ほど(の売り上げ)になっています」
カゴいっぱいに買い込むお客さんもいました。
客(50代)
「和風もあれば中華もあって迷っちゃうんですよ」
カレーの日に合わせ、店では、人気商品のセットを限定販売したところ、1週間ほどで完売したといいます。
ニシキヤキッチン自由が丘店・梶本麻美店長
「こちらが今回企画したセットのカレーです」
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レトルトカレーを巡っては、こんな商品も登場しました。
ハウス食品食品事業二部 チームマネージャー・金井健一さん
「『オー・ザック ククレカレー味』を発売しました」
発売50年を迎えるというハウス食品の「ククレカレー」が、ポテトチップス「オー・ザック」とコラボしました。ククレカレーのまろやかで優しい味わいを表現しているといいます。
ハウス食品食品事業二部 チームマネージャー・金井健一さん
「カレーの日をきっかけに、今までククレカレーを食べていただいた方、食べたことがない方も含めて、スナック菓子で手軽にククレカレー味を楽しんでいただきたいと」
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カレーの日を機にJAグループは、ある食材とのコラボをおすすめしています。
JA熊本経済連 東京事務所・佐藤暢寿所長
「ぜひ、カレーとトマトを合わせて使っていただきたいと思います」
トマトたっぷりのトマトカレーです。
JA熊本経済連 東京事務所・佐藤暢寿所長
「冬場の今の時期はどうしても寒いので、トマトについては消費が落ち込んでいるのが実態」
原油高の影響で、生産コストが上がっているというトマト。冬場でもカレーと合わせてたくさん食べてもらうことで、農家の支援につなげたいといいます。
ポイントはルーを入れた後、最後に加えることだといいます。カレーと少しなじませたら、完成です。
記者
「トマトのほどよい酸味がカレーにコクをプラスして、とってもまろやかな味わいです」
JA熊本経済連 東京事務所・佐藤暢寿所長
「子どもから大人の方までカレーは親しまれていますし、そこにトマトも合わせていただいて、たくさん食べていただきたいと思っております」