未明に震度5強 大分沿岸で液状化現象も
22日未明、日向灘を震源とする地震があり、大分や宮崎で最大震度5強の揺れを観測。液状化現象も確認されています。
午前1時8分ごろに発生した地震で、大分県内では大分市、佐伯市、竹田市で震度5強、臼杵市と由布市で震度5弱、別府市など12の市町村で震度4を観測しました。
地震の後、沿岸部では液状化現象も。大分市内の運輸会社に設置された防犯カメラには、強い揺れがきてからおよそ2分後、地中から染み出した水気の多い土砂がみるみるうちに広がっていく様子が映っていました。
関係者「これはもう補修じゃ、おそらくちょっと無理でしょうね。全部舗装をやり替えるとかいうことをやらないと」
また、大分市の水族館の駐車場では、長さおよそ75メートル、深さおよそ4メートルの地割れが見つかっています。消防によりますと、この地震で大分県では6人がけがをしていて、うち3人が重傷です。
また、水道管の破裂やブロック塀の倒壊なども相次いで確認されています。