新型コロナ「5類相当」に見直しは?感染症法改正に向けた議論始まる
新型コロナウイルスの感染症法の位置づけを季節性インフルエンザと同じ5類相当に見直すべきか議論がされる中、厚生労働省は1日、感染症法改正に向けて、議論が始まりました。
厚労省の専門部会は1日、今年秋の臨時国会での感染症法改正案の提出に向け、現在の課題などが議論されました。
新たな感染症のパンデミック発生時に、病床が円滑に提供されるよう、都道府県と医療機関で事前に協定を結ぶことや、流行状況の監視を強めるための方法などが提案され、委員からは新型コロナウイルスでの全数把握のやり方ではない、流行状況の把握方法の検討も必要、といった意見が出ました。
新型コロナウイルスをめぐっては、政府が第7波の収束後にも、感染症法の分類を季節性インフルエンザと同じ5類相当に変更するか議論することも検討されています。