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期限切れワクチン2418人に接種 最長で86日超過も… さいたま市

2023年6月22日 16:56
期限切れワクチン2418人に接種 最長で86日超過も… さいたま市

今年3月から先月にかけて、さいたま市内の医療機関で有効期限切れの新型コロナワクチンを接種していたことがわかりました。

さいたま市によりますと今月7日、市内の医療機関から「保存期間を超過したワクチンを接種に使用していた」と連絡がありました。

今年3月から先月にかけて、さいたま市民など2418人に有効期限が切れて最長で86日間経ったワクチンを接種していたということです。

使われたワクチンはオミクロン株対応のファイザー社製のもので、有効期限は超低温冷凍保存では18か月、冷蔵保存では10週間ですが、医療機関の職員は超低温冷凍と冷蔵保存の有効期限を誤認していたということです。

なお、今のところ、有効期限を過ぎたワクチンを接種された人から健康被害に関する報告は入っていないということです。