第一三共 オミクロン株対応ワクチンの臨床試験開始 国内約1400人対象
製薬会社・第一三共は新型コロナウイルスのオミクロン株対応のワクチンについて、国内の約1400人を対象とした臨床試験を始めたと発表しました。
第一三共が開発中の新型コロナワクチンは12歳以上を対象としたオミクロン株にも対応する2価ワクチンで、初期の臨床試験が終了したため、約1400人を対象とした最終段階の臨床試験を開始したということです。
このワクチンは既に開発されて接種が始まっているファイザーやモデルナと同じタイプのmRNAワクチンで、温度2度から8度での冷蔵保存が可能だということです。
第一三共は今回の臨床試験で結果が得られれば速やかに承認申請を行い、実用化を目指すとしています。