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“紀州のドン・ファン”殺害裁判 “覚醒剤の売人”が証言、被告の元妻に「4~5グラム売った」

2024年10月1日 19:07
“紀州のドン・ファン”殺害裁判 “覚醒剤の売人”が証言、被告の元妻に「4~5グラム売った」

“紀州のドン・ファン”と呼ばれた男性が殺害された事件の裁判で、「覚醒剤の売人」とされる人物が出廷し、被告である元妻に「4~5グラムの覚醒剤を売った」と証言しました。

須藤早貴被告は6年前、和歌山県田辺市の自宅で、資産家の野崎幸助さんに何らかの方法で致死量を超える覚醒剤を摂取させ、殺害した罪などに問われていますが、須藤被告は「殺していません」と無罪を主張しています。

1日の裁判では、覚醒剤を須藤被告に渡したとされる人物が出廷し、事件の1か月半ほど前、「4~5グラムの覚醒剤を10~12万円で売った」と話しました。

その際、須藤被告は「『旦那には知られないようにしている』と話し、薬物をやっているようには見えなかった。行動もおかしくなかった」と証言しました。

今後も証人尋問が続き、判決は12月に言い渡される予定です。