“大麻グミ”問題 東京・渋谷区の店に販売停止命令 厚労省麻薬取締部が立ち入り検査
いわゆる”大麻グミ”を食べた人が体調不良を訴えるケースが相次いでいる問題で、厚生労働省麻薬取締部が都内の販売店に立ち入り調査に入り、渋谷区の店に販売停止命令を出したことがわかりました。
大阪市の会社が製造し、大麻成分に似た合成化合物「HHCH」が含まれているとの記載があるいわゆる”大麻グミ”をめぐっては、東京都内で今月に入りグミを食べた少なくとも11人が病院に搬送されるなど体調不良を訴えるケースが相次いでいます。
このため、厚生労働省麻薬取締部は17日、東京・渋谷区や豊島区の販売店などに医薬品医療機器法に基づき立ち入り検査を行いました。
その結果、東京・渋谷区の店から法律で規制された指定薬物に似た成分を含んでいるとみられるグミが見つかったということです。
麻薬取締部は店に対し、健康被害を起こす成分が含まれていないか検査結果が出るまでの間は販売を停止するよう命令を出したということです。