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前原国交相、日航の安全啓発センターを視察

2010年8月9日 21:16
前原国交相、日航の安全啓発センターを視察

 前原国交相は9日、25年前に起きた日航ジャンボ機墜落事故の機体の一部や遺品などを展示している東京・大田区の「日本航空安全啓発センター」を視察した。

 前原国交相は、事故から25年を迎える12日に事故現場である御巣鷹の尾根へ慰霊登山を行う予定で、9日は遺族と共に、安全啓発センターで事故機の圧力隔壁や垂直尾翼を視察し、日本航空職員の説明に聞き入っていた。前原国交相は「国土交通行政をつかさどる者として、より安全対策の充実の転機にしたい」と話している。

 視察後、前原国交相は遺族会の「8・12連絡会」と意見交換をし、事故や災害で被災した家族に対する支援の法制化や、第三者による事故調査機関についての要望を受けた。

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