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秋田新幹線投入の新型車両、東京駅で公開

2010年12月9日 18:07

 12年度末に秋田新幹線に投入される新型の車両が9日、東京駅で公開された。

 公開された新型の車両「E6系量産先行車」は、これまでの秋田新幹線「こまち」より約2倍の長さとなった先頭部分が特徴。屋根の色は、日本三大祭りの一つ「秋田竿燈(かんとう)まつり」のちょうちんやなまはげの面をイメージさせるあかね色。車体は飛雲ホワイト、側面にはアローシルバーのラインが入り、スピードを感じさせるデザインとなっている。また、グリーン車では全ての席にコンセントが付くほか、電動車いす対応のトイレが設置されている。

 E6系は、12年度末より東北新幹線の路線が新青森駅まで延びたことにあわせて導入される新型のE5系と連結して運用され、13年度末には最高時速320キロの営業運転が計画されている。