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JR東、中央快速線にグリーン車導入を発表

2015年2月4日 23:13
JR東、中央快速線にグリーン車導入を発表

 JR東日本は、中央快速線の全ての列車に2階建てのグリーン車を導入すると発表した。

 グリーン車が導入されるのは東京~大月間の中央快速線と、直通運転している青梅線の立川~青梅間。現在、オレンジ色の帯の塗装で運行している全ての列車が対象となる。

 2階建てのグリーン車専用車両を新設し、1編成につき2両ずつ導入する。利用料金は新宿-高尾など走行距離が50キロ以内の区間で事前に購入した場合、平日770円となる予定。今後、停車駅でホームなどの改良工事を進め、2020年度の導入を目指す。

 中央快速線では、朝のピーク時の混雑率が中野から新宿までの区間で194%にのぼっており、通勤客から座れるサービスを要望する声があがっていた。

 東海道線などではすでに導入済みで、これにより都心と近郊を結ぶ中距離電車全てにグリーン車が導入されることになる。