東京消防庁のハイパーレスキュー隊が、福島第一原子力発電所の３号機に向けて放水する様子の映像を公開した。

　この映像には、１８日から１９日にかけて東京消防庁のハイパーレスキュー隊が福島第一原発の３号機に向けて行った放水作業のうち、１８日午後１１時過ぎに行った１回目の放水作業が映っている。映像では、福島第一原発の正門の前で、被ばくを防ぐために防護服を着た隊員らが見取り図を広げて行動確認をしており、一定の放射線量を感知すると鳴る線量計の警告音が鳴り続けている。

　東京消防庁はこれまでに４回、計約３７００トンの放水を行ったという。