台風10号は1日、熱帯低気圧に変わりました。2日も、広い範囲で大気の状態が非常に不安定になり、大雨となる所がありそうです。

台風から変わった熱帯低気圧の雨雲が、東海から北陸付近へ進みそうです。また、日本海からは、前線に伴う雨雲が南下し、雷を伴って非常に激しい雨の降る所があるでしょう。

予想される雨の量は、東北で120ミリ、北海道や関東甲信、東海などで80ミリとなっています。

東日本の太平洋側を中心に、これまでに降った記録的な大雨の影響で地盤が緩み、土砂災害の危険度が高まっている所があります。引き続き、土砂災害や低い土地の浸水、川の増水や氾濫に、厳重な警戒が必要です。