日本大学は、薬物事件で廃部となったアメフト部について、新組織による再出発を目指していましたが、来月からの新年度での立ち上げを見送ることが分かりました。

日本大学は、違法薬物事件をめぐり、廃部となったアメフト部を4月からの新年度に向けて、新しい組織で作り直す考えを示していましたが、関係者によりますと、新年度は一旦見送り、2025年度の立ち上げを目指すということです。

ただ、事件に関与していない現在の1年生と4月入学の新入生は、新年度に創設予定の「競技スポーツセンター」の所属とし、グラウンドなど練習環境を提供するとしています。

一方、現在の2年生と3年生については、事件の捜査に絡む学年であることから、捜査状況などを踏まえて来月以降の扱いを判断していくということです。