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朝日新聞阪神支局襲撃事件から24年

2011年5月3日 12:55
朝日新聞阪神支局襲撃事件から24年

 兵庫・西宮市の「朝日新聞」阪神支局の襲撃事件から、3日で24年となった。現場には拝礼所が設けられ、朝から関係者や市民が訪れて、凶弾に倒れた小尻知博記者(当時29)の遺影に手を合わせている。

 この事件は87年5月3日、阪神支局に押し入った男が散弾銃を発砲し、小尻記者が死亡、別の記者も重傷を負ったもので、事件は02年に時効を迎えている。

 小尻記者の妻は、新婚生活を過ごした岩手県の東日本大震災による被害を気にかけるとともに、「主人の命を奪った犯人をどうしても許せません」とのコメントを寄せている。