ほとんどの1次避難所きょう閉鎖へ 福島
東日本大震災以降、福島県内に設けられたほとんどの1次避難所が31日に閉鎖される。郡山市の避難所でも、31日朝から片付けの作業に追われている。
一時は最大で約2500人が避難していた郡山市の「ビッグパレットふくしま」は、30日現在で45人が残っていたが、閉鎖に伴って、31日朝から段ボールなどを片付ける作業に追われていた。
県は、仮設住宅の提供が進んでいることなどから、体育館などの1次避難所のほとんどを31日で閉鎖する。今後は、避難する人の自立に向けた雇用の確保や生活再建を支援しながら、10月末までには旅館などの2次避難所を含め、全ての避難所を閉鎖する方針。