昼と夜とで趣が変わる…幻想的な氷の祭典「支笏湖氷濤まつり」
3年ぶりに「さっぽろ雪まつり」がリアル開催され、札幌市内は多くの観光客で賑わいました。さっぽろ雪まつりは11日(土)で閉幕となりますが、札幌から車で40分ほどの支笏湖では、北海道を代表する冬の祭典「支笏湖氷濤まつり」が開催されています。
札幌市内から車で40分ほどの、千歳市支笏湖温泉にある氷濤まつりの会場には、支笏湖の湖水をスプリンクラーで吹き付けて凍らせた、大小様々な氷のオブジェが立ち並んでいます。氷のオブジェは、昼は「支笏湖ブルー」と呼ばれるナチュラルブルーに輝き、夜は色とりどりのライトに照らされて幻想的な世界を演出しています。
支笏湖氷濤まつりは今年で45回目の開催。閑散とする冬場にも観光客を呼び込もうとスタートし、今やさっぽろ雪まつりと共に、北海道を代表する冬の祭典となっています。
実行委員長の小林さんによると、「今年は例年と比べて気温が高い日が多く、氷を育てるのに苦労したが、開催直前におとずれた記録的な寒波の影響で何とかオープンに間に合った」という事です。
訪れた観光客は、支笏湖の透明度の高い水でしか見られない「支笏湖ブルー」の氷像に感嘆の声を上げていました。会場周辺には良質の温泉もあり、冷えた体を温めることもできるということです。
支笏湖氷濤まつりは、2月23日(木・祝)まで開催しています。