横浜DeNAベイ誕生へ 本拠地は横浜市
4日午前、プロ野球「横浜ベイスターズ」を保有する「TBSホールディングス」が取締役会を開き、携帯電話向けのゲームサイト「モバゲー」などを運営する「ディー・エヌ・エー(DeNA)」への譲渡が承認された。懸念されていた新球団名は「横浜DeNAベイスターズ」に決定した。
DeNA・春田真会長は4日午後3時、新たな球団名を記載した申請書を手に、日本野球機構(=NPB)へ球団譲渡の申請を行った。春田会長は「会社もまだまだ若くて、これからも頑張っていこうと思っている会社なので。そのグループの一つになるので、球団としても明るく元気な球団にしたいと思っています。(球団経営を)しっかりやっていかなければと思っていますし、次世代につなげていけるように工夫をしっかりしていきたい」と話した。本拠地については、当面、横浜市のままにするという。
この決定について、所属する村田修一選手は「去年から(球団譲渡の)話がありましたし、早めに決まって、しっかりとした会社がついてくれて、正直、ホッとしています」と話している。また、三浦大輔投手は「選手は、やることは一つだと思う。僕らがもっと強くなれば、(球団譲渡の)話はなかったと思う。注目される、愛される球団になりたい」と語った。
横浜DeNAベイスターズが正式に誕生するには、来月1日に行われるオーナー会議で12球団のうち4分の3以上の賛同が必要とされている。